【Python】実行ファイル(exe)化の方法

python

■ 主の PC環境一覧

OS:Windows11
CPU:Intel® Core™ i9 13900KF
Memory:64GB

Python:3.9.4
pip:20.3.4

■ 初めに

Pythonファイルを魔法のように exe化する一歩で、あなたのアイデアとコードが現実のアプリケーションとなります。
ユーザーは Pythonの知識がなくても、簡単にあなたの創造力を実行でき、ソフトウェアを楽しむことができます。

[1]Pyinstaller インストール

# 仮想環境 作成/有効化
$ python -m venv .venv
$ start .venv\Scripts\activate

# Pyinstaller インストール
$ pip install pyinstaller

[2]実行ファイル(exe)化

[2.1]pyinstallerコマンドを実行

[オプション][説明]
–onefile出力を 1つのファイルにまとめる
–onedir出力を 1つのディレクトリにまとめる
–noconsoleスクリプト実行時コンソール画面を非表示にする
–name生成する .exeファイル名を指定

ここでは、スタートアップファイルが main.pyだと仮定してコマンドを実行します。

# exe化したい Pythonスクリプトファイルがあるディレクトリまで移動
$ cd sample-exe-py

# Pythonスクリプトを実行ファイル(exe)化
$ pyinstaller main.py --onefile --noconsole --name Execute_ver1-1-1


---
# オプションの省略形
$ pyinstaller main.py -F -w -n Execute_ver1-1-1

上記コマンド実行後、下記のフォルダ及びファイルが生成されていれば成功です。

./sample-exe-py
├── Execute_ver1-1-1.spec
├── build
│   └── <省略> 
└── dist
    └── Execute_ver1-1-1.exe

ユーザーへ配布する際は、distフォルダを圧縮し送付してあげてください。

実行ファイルに依存関係がある場合は、distフォルダ内依存ファイルを配置してから圧縮し、ユーザーへ送付してあげてください。
※ そうでないと、実行ファイルが依存関係を読み込めず不具合となります。

■ 最後に

お疲れ様でした。

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